令和元年12月17日、昭島市議会は本定例会の最終日を迎え、主要な案件が審議された。
まず、副議長選挙が行われ、木﨑親一議員が新副議長に選出されたことが報告された。議会の運営において、木﨑議員の手腕に期待が寄せられる。
次に、多くの議案が審議された。議案第75号では、臼井伸介市長が固定資産評価審査委員の選任に関し提案し、適任者として比留間康昌氏の再任を求めた。
この議案は、議会において異議なしとして可決された。続いて人権擁護委員候補者に関する一連の議案が上程され、各候補者が推薦され、全て承認された。
また、議案第81号では、小山満氏の自治功労者としての表彰が提案され、承認された。市長は地域に対する貢献に触れ、その功績を称賛した。
次に、災害関連の労わりについて議案第67号で、災害弔慰金の支給等に関する条例の改正が提案され、議会での質疑の後可決された。市民への適切な支援を表明する重要な改正である。
さらに、気候変動に関する陳情第6号では、生活クラブ運動グループからの要請があった。市は既に様々な施策に取り組んでいるが、これに対する賛否の意見が交わされ、最終的に不採択となった。一方、横田基地に関する陳情が二件あり、こちらも同様に不採択となった。市民の不安を受け止め、地方自治体として真剣に向き合う必要が強調された。
昭島市議会は、全ての議題を終了し、令和元年第4回定例会を閉会することとなった。議会の議事内容は、市民の生活に直結する事項が多く、慎重な審議が求められることが再確認された。