令和3年11月12日に行われた昭島市総務委員協議会は、様々な重要な議題を取り上げた。
最初に報告されたのは、昭島市総合基本計画に関するパブリックコメントの結果である。総合基本計画担当課長は、「審議会により、9月16日から10月15日までの1か月間で実施され、13名から86件の意見が寄せられた」と述べた。意見の内容は、安全や子育て、教育に関連するものが多数を占めた。また、アクセス数は508カウントと多く、課題解決のための施策が求められている。渡辺委員は、前回の10年前と比較し、「意見を出した13名は多いのか少ないのか」と問いかけ、担当課長は「最近の中では多いほうである」と答えた。
次に、工事請負契約の締結についても報告が行われた。契約管財課長は、2件の工事請負契約について詳細を説明。初めの緑道整備工事は3300万円で随意契約、2件目の昭島市立昭和中学校等の大規模改造工事は1億670万円で制限付一般競争入札で決定した。入札に関しては、出入札が難航した状況もあり、各委員から更なる情報の収集と精査が求められた。
続いて、国土強靭化地域計画のパブリックコメント結果が報告された。地域防災担当課長は、「実施期間は1ヶ月で、1件から4項目の意見を受理した」と発表。今後はこれらの意見を基に計画の策定を進行する。
地域防災計画の修正に関するパブリックコメントについても、11月19日から12月20日までの実施が予定されている。市民からの意見を集約するための周知方法が詳細に説明され、対応の重要性が強調された。最後に、令和3年第4回定例会の議案についても報告が行われ、専決処分や予算案件が議題に上った。
このように、協議会は市の重要施策を議論し、市民の声を反映させるための重要な場となっている。本日の協議内容が今後の市政運営に活かされることが期待されている。