令和4年9月12日、昭島市の建設環境委員協議会が開催された。
議題では、昭島都市計画中神土地区画整理事業の事業計画変更案について、区画整理課長が報告を行った。
事業は昭和39年に認可され、現在まで続いている。事業計画変更案では、駅前ブロックは事業を継続し、北ブロック・西ブロック及び第三工区は区画整理以外の手法で整備する方針が示された。
具体的には、変更区域は第二工区の駅前ブロックに限定され、他は事業区域から除外される。事業費は北ブロック・西ブロック及び第三工区が除外されるため、今後の資金計画はその影響を受けるとされている。
縦覧は令和4年9月20日から10月3日までの14日間で実施され、意見書の提出についての説明も行われた。
次に、行政視察についての協議が行われ、異なる委員から意見が出された。奥村委員はコロナの影響を考え、視察は避けるべきとの考えを示した。一方、森田委員は行政視察の重要性を強調し、感染対策を講じた上での実施を提案した。
協議の結果、視察は実施する方向で進めることが決まり、候補地には岩手県岩泉町や香川県の五つの場所が挙げられた。各委員の意見も踏まえたうえで、日程は10月17日から21日の間に設定されることになり、個々の参加者の都合を考慮した調整も行われる。収束に向かうコロナ禍の中で、委員たちは意見を交わし、実施可能な最良の選択肢を追求した姿勢が印象的であった。
最終的に、委員会は日の決定については後日通知することとし、全体の進行もこれで終了となった。市民にとって重要な事業計画変更や行政視察の取り組みが今後の昭島市をどのように変えていくか、注視する必要がある。