令和4年第3回昭島市議会定例会が8月31日に開会した。
議事の主要な内容として、一般質問が行われ、多くの議員が発言した。
その中でも、特に南雲 隆志議員の発言が注目を集めた。
南雲議員は防災・減災の取組について質問し、
「今年の夏はとても早くから暑く、過去に例を見ない猛暑が続いている。
災害時の備えが重要であり、特に自助・共助の重要性が再度強調された。」と述べた。
また、具体的な対策として「地域防災計画の見直しや、自主防災組織の強化が必要である」と
提案した。
続いて、交通安全対策についても議論が行われた。
多くの市民が利用する幹線道路における信号機設置の必要性が指摘され、
安全確保の観点から早急な対策が求められた。
鬼嶋 都市整備部長は「信号機の設置は現在も協議中であり、
早期の設置を目指している」と説明した。
さらに、昭島都市計画中神土地区画整理事業についても、議論が行われた。
吉野 区画整理担当部長は、進捗状況を説明し、
「残りの12棟の権利者との交渉を進めており、
引き続き努力していく」と述べた。
加えて、この事業は地域の発展に向けた重要な施策であることが強調された。
また、議事の中で高橋議員は「ひきこもり支援策の強化」について疑問を呈し、
「特に、孤立した高齢者が多く、支援が必要である」との認識を示した。
このように議員たちは、地域のニーズに応じた多様な課題への取り組みを支持している。
市長や各部長は、市民生活の向上と安全を目指す決意を再確認し、
より良い地域づくりを続ける必要性を訴えた。
議会は今後、さらなる取り組みを進め、地域の安全・安心の実現に向けた施策に力を入れていく方針である。