令和3年第3回昭島市議会定例会が、8月31日に開会された。
本会議では、新型コロナウイルス感染症の影響が多く議論され、特に自宅療養者への支援策が焦点となった。
議長の三田俊司議員が、会議の開始を宣言した後、議会運営委員長である小林こうじ議員が運営について報告した。
本定例会では、31日間の会期中に既に修正されるべき点や対応策が議論される見込みであることがわかる。
赤沼泰雄議員が一般質問として、円滑なワクチン接種の推進について質問した。赤沼議員は、ワクチン接種の進捗状況と現在直面している課題を挙げ、具体的なデータを引用しながら自治体としての取り組みを強調した。
彼は、「接種対象者が求めるニーズに即したワクチン接種体制の整備が重要」と述べた。
さらに、臼井伸介市長は、市が感染症収束に向けた全力投球を続け、ワクチン接種を希望する市民に対して、迅速に対応する姿勢を述べた。
市は2か所の接種会場を設け、順調に接種を進めていることを報告した。
一方、議会内では市内の医療機関の受入体制にも言及されることになった。
特に、救急医療体制の整備が急務であるとの認識が広がり、各議員からは医療機関との連携強化が必要との意見が寄せられた。
市民の安全を守るためには、医療機関側の体制も強化することが重要であるという意見が多く聞かれた。
また、国難とも言える新型コロナウイルスへの対応の中で、避難所設営や避難計画の見直しも議題に挙げられ、これまでの緊急事態宣言下での教訓を活かした対策が模索されていくと見られる。
災害時における避難スマートシティとして、地域特性を反映した災害対策が必要とされていることが再確認された。
今後の会期中には、さらなる具体策の協議が行われる予定だ。