令和3年9月1日に開かれた第3回昭島市議会定例会で、馬場 保議員が通学路の安全対策について取り上げた。近年、通学路における安全が求められるなか、特に千葉県八街市での痛ましい事故が影響した。この事故を受け、国は全国の公立小学校における緊急点検を指示した。馬場議員は、その結果として本市がどのような対策を講じるのか質問した。
馬場議員は、特に拝島町四丁目の市道27号線における安全対策についても言及した。ここは、多摩辺中学校や拝島高校の通学路にあたるため、通学する中高生と小学生が交差する危険な地点である。議員は、周辺の物流事業所からのトラック通行を厳しく監視し、通行規制を強化するよう要望した。また、外側線の整備も進め、安全を確保する必要があると強調した。
加えて、国道16号線に架かる横断歩道橋の安全対策にも触れた。馬場議員は、過去に市長からの答弁で交通安全施策について言及されたことを挙げ、再度の確認を求めた。市長は、教育委員会や関係機関と連携し、交通安全を確保する責任があることを再確認した。
加えて、馬場議員は拝島町の多摩川の安全対策についても言及した。堤防の管理や危険箇所の見直しが不可欠であり、国土交通省に対する要望を強化するよう求めた。市長は、異常気象や水害のリスクを考慮し、災害対策を整備する重要性を強調した。