令和元年9月10日、昭島市で総務委員協議会が開催された。重要議題としては、昭島市公式ホームページの移行、総合戦略評価、ラグビーワールドカップのパブリックビューイング、防災訓練の結果、行政視察の計画が挙げられた。
最初に、広報課長から昭島市公式ホームページについて報告があった。このホームページは庁舎内のサーバーから外部のデータセンターへ移行される。移行によって、高度なセキュリティ対策と迅速な対応が期待できるとの説明があった。加えて、トップページを見やすく改修するために、市民や職員の意見を元にしたアンケートを実施したことが紹介された。新しいホームページは11月1日から稼働する予定だ。
次に、企画政策課長が令和元年度の昭島市総合戦略評価報告書を紹介した。評価は外部有識者と市民公募の委員によって行われ、特に市の雇用創出活動が評価された。建設や警備業界での人手不足が指摘される一方、若年層の就業者数減少についても警鐘が鳴された。さらには、昭島市が住み続けたい都市として評価されている一方で、住みたくないとの意向を持つ市民についても、詳しい分析が必要であるとの意見が上がった。
ラグビーワールドカップ2019を見越して、9月28日にパブリックビューイングを開催することが発表された。会場は栗田工業のラグビーグラウンドで、雨天時は昭和の森モリパークアウトドアヴィレッジに変更される。飲食ブースも出店される予定で、多くの市民が参加することを期待されている。このイベントは市のPRにも大きな役割を果たすとのことだ。
さらに、防災課長からは令和元年度昭島市総合防災訓練の結果が報告された。訓練には1082名が参加したが、自主防災組織の参加者数が減少傾向にあることが課題として挙げられた。今後の訓練日時は、東京2020パラリンピックに被らないよう、11月1日に微調整される予定である。
最後に、佐藤文子委員長は行政視察を島根県にて実施することを確認し、日程を10月15日から17日と決定した。様々な課題について議論された今回の協議会は、昭島市の未来に向けた重要な一歩として位置づけられている。