令和5年8月21日、建設環境委員協議会が開催され、数件の報告が行われた。主要なテーマとして注目を集めたのは、昭島駅北側地域の交通量調査結果であった。
調査は4月の休日と平日に別れ、19の交差点で実施された。調査の結果、交差点における最大交通量は合計1万1492台に上り、平日、休日ともに渋滞が懸念される状況であった。特に、なかお委員は雨の日の交通量調査を求め、環境への影響を指摘した。
厚生労働省の水道水質基準に基づく水道水のダイオキシン類検査結果も報告された。検査結果は基準を大きく下回り、健康上問題のない水準であると確認されたが、今後も定期的な検査を続ける意向が示された。
さらに、工事請負契約の締結及び玉川上水南側地区の地区計画策定に関する懇談会の開催状況についても報告された。懇談会では264名の市民が参加し、様々な意見が寄せられた。
市民の関心を集めた要因としては、GLP社が計画している物流施設への懸念があった。他の議員からも地域における交通問題が重要視されており、交通渋滞問題については引き続きの関与が求められるとの意見が出されている。