令和元年9月11日、厚生文教委員協議会が開催された。議題には介護サービスの単価改定や小学生の交流事業、トイレ改修計画が含まれた。
最初に、介護福祉課長が昭島市介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)の単価改定について報告した。改定は10月1日から実施され、訪問型サービスの利用者に対して、月額22円から65円の増額が見込まれる。消費税率の引き上げや介護人材の処遇改善が背景にあり、説明会を通じて周知を行う方針も示された。
次に、子ども育成課長が小学生国内交流事業について報告した。岩手県岩泉町との交流が24回目を迎え、様々な体験が行われた。市民ホールでの対面式や、ボルダリング体験、工場見学などで子どもたちの交流が深まった。
児童センター「ぱれっと」のトイレ改修についても語られた。開設から15年以上が経過し、洋式化の需要が高まっている。東京都の補助を受け、今回の改修工事が行われることとし、工期は9月18日から12月26日までである。また、年間約5万6000人の利用があり、小規模な改修が行われることが求められている。
最後に、行政視察について協議がなされた。視察先として福岡県行橋市の防災食育センターなどが選定され、日程は10月23日から25日の3日間で決定した。議論は円滑に進行し、準備を進めることが確認された。