令和元年6月26日に行われた厚生文教委員協議会では、重要な報告が行われた。
まず、多摩保育園分園の開設についての報告があり、子ども子育て支援課長が詳細を説明した。新施設は7月1日から供用を開始し、場所は東町4丁目である。定員は26人で、全て新築とされる。この分園は本園から近接しており、保育士の配置も手厚く、常勤保育士が7名配置される。
また、保育士の人数や保育内容の充実度が尋ねられた。林委員からは、新園児が本園になじむ工夫について意見が出されたが、課長は両施設の連携を強調した。さらに、開設時間が午後6時までという点について懸念があり、必要に応じて本園へ移る形を提案された。
教育福祉総合センターの愛称についても報告が行われ、338人から407件の応募があり、「アキシマエンシス」が選定された。この愛称は、昭島市にちなんだ新種のクジラに由来している。本施設においても重要なシンボルとして位置づけられるとのことで、愛称の選定過程も明らかにされた。
質疑応答では、愛称が教育と福祉を連想しにくいとの意見があり、担当者は市民にわかりやすく広報する重要性を認めた。今後の広報計画についても触れられ、透明性のある運営が望まれる。
会議の最後には、待機児童数の動向についての質疑があり、行政側は数値を明示しながら適切な対応を求めた。今後の進捗についても市民に情報を提供する意向が示された。