令和元年第3回栃木市議会定例会が開会した。
議事の最初には、会議録署名議員の指名が行われ、議長の大阿久岩人市議が会議を進行した。
会期は、6月7日から6月26日までの20日間と決定。これに異議は出なかった。次に、行政報告があり、大川秀子市長が登壇した。
市長は、歴史的風致維持向上計画について述べ、伝統文化の保存の重要性を強調した。特に、旧日光例幣使街道や巴波川周辺の維持が重要視されるという。さらに、東京2020オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ地誘致の取組みについて報告し、エジプトとの協議も進めているとし、選手と市民の交流イベント開催への意欲も示した。
さらに、スポーツを通じた市のプロモーション計画についても触れ、株式会社THE TOCHIGI CITY UNITEDとの協定締結により、地域活性化を推進する意向を述べた。
副議長辞職の件については、小堀良江市議が一身上の理由で辞職を申し出た。会議は異議なしで許可され、次いで副議長の選挙が行われた。結果として千葉正弘市議が新たな副議長に当選し、就任挨拶を行った。