令和6年第2回栃木市議会定例会が開催された。
出席議員は28名で、日程の中には会期の決定や行政報告、議案の上程など多岐にわたる内容が含まれている。
特に会期の決定については、大川秀子市長が「本日から6月19日までの20日間とする」と提案し、異議なく決定された。
大川市長は、今回の行政報告で、住民税非課税世帯への給付金などの支援策を強調した。対象は、住民税均等割のみ課税されている世帯が3,631世帯、また低所得子育て世帯への支援は1,080世帯が対象である。
現在、住民税均等割の給付金の給付が約90%、子ども加算についても86%に達しており、引き続き速やかな支援が行われる方針が示された。
さらに、栃木市のこども家庭センターの設立についても言及された。今年4月には、母子保健と児童福祉機能を統合したセンターが設立され、包括的な支援を提供する体制が整ったと報告された。
続いて、議長辞職の許可についても説明があり、中島克訓議員が辞職願を提出し、異議なく許可された。これを受けて、新たに梅澤米満議員が議長に選出された。梅澤議長は就任の挨拶で、「議会運営を円滑に進める」と意気込みを語った。
そして、副議長についても天谷浩明議員が辞職し、針谷正夫議員が新しい副議長に選ばれた。
議会は、今後も住民の生活に直結する重要な施策を進めていくことが強調され、議員の積極的な協力が期待されている。最後に、次回の会議は6月4日午前10時からとなることが報告された。