令和６年第３回小山市議会定例会では、主に財産の取得に関する議案や新しい条例案が審議された。
特に、議案第48号から第60号までの議案は多くの質疑や討論を呼び、全体としてスムーズに可決された。
自消防団体の一環として提出された議案では、救助工作車の取得や新しい救急車両についての議論が展開された。
「議案第58号では、入札において1億5,930万の救助工作車を購入する予定で、質疑の中でその価格設定の根拠について確認が求められました。 」と、総務常任委員会の土方美代委員長が説明した。
さらに、消防ポンプ自動車と救急自動車の取得については、質疑に対し重複購入の理由としてコストの削減が挙げられ、また、消防団車両の整備計画も進行中であることが述べられた。
併せて、議案第49号から第52号では、廃棄物処理条例や不妊治療奨励制度の整備がある。これらについて執行部より詳しい説明がなされた後、原案が可決された。
また、陳情については健康保険証の存続に関する請願や特定商取引法に関する陳情が行われたが、いずれも不採択となった。特に、マイナ保険証への一本化に対し「急激な変更による混乱が懸念される」との意見が多く見られた。
他にも、環境課による啓発活動や新制度の導入が話題になり、特に環境意識の向上が必要との強調があった。