令和5年9月定例会の栃木市議会が開会した。
議会では、会期が33日間に決定し、報告及び議案の上程が行われた。
今回提案された案件は、報告事項が3件、補正予算が3件、条例改正が5件など、合計28件であった。
まず報告第10号では、公用車による物損事故に伴う損害賠償の額の決定が報告された。これには、複数の事故による賠償が含まれ、注意が必要とされている。
次に、報告第12号として一般財団法人栃木市農業公社の令和4年度事業状況が報告され、前年よりの変更点にも言及があった。
さらに、市長の大川秀子氏が、令和5年度栃木市一般会計補正予算が23億628万1,000円を追加、総額784億4,307万5,000円に達する旨を説明した。
今会期の最大の議案の中には、教育委員会委員の委任や固定資産評価審査委員の選任が含まれており、議長がこれらについての委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決を行うことを提案した。
この提案に対しては、議員から異議がなく、すぐに決定が下されることとなった。
また、決算特別委員会が設置され、これに基づく審査が進められることとなった。
議会の流れとしては、報告及び提案の説明後、議案について質疑を行う場が設けられることが伝えられた。
次回本会議は8月29日、一般質問が行われる予定で、質疑参加希望者は事前に通告書を提出する必要があるとのことだ。
今後も議会は地域住民の声を反映し、適切な運営が求められることが強調された。