令和4年第3回栃木市議会臨時会が開催された。
議会は、重要な選挙と各種委員の選任を行う一日となった。特に、市長や議長、副議長が選出され、この新たな体制の下で議会が動き出すことになる。
臨時議長の針谷育造議員は、年長の議員として臨時議長を務め、最初に議長の選挙を行った。投票の結果、中島克訓議員が議長に当選した。中島議長は「議会の重責を担うことに身が引き締まる」と述べ、新たな議会運営への意気込みを表明した。
続いて、副議長の選挙が行われ、福富善明議員が当選した。福富議員は「異体同心」の言葉を使い、議員一同が団結すれば市議会の発展につながると期待感を募らせた。
市長の大川秀子氏も議会に出席し、就任の宣誓を行った。大川市長は、「栃木市自治基本条例に則り、職務を誠実に遂行することを誓います」と述べ、これからの市政運営への決意を新たにした。また、各常任委員の選任や議会運営委員の選任についても行われ、全議案が無事承認された。
この臨時会では、栃木市の選挙管理委員の選挙や市内の各組合議会議員の選挙についても実施された。議員らは、選挙の方法として指名推選を選び、出席した議員全員の同意の下に、候補者が選定されることとなった。議会は円滑に運営され、全ての案件が議了した。
議会の最後には、次年度の政策についての協議も行われ、栃木市の発展に向けた具体的な取り組みが求められることが確認された。新体制でスタートした栃木市議会が、今後どのように市民と向き合っていくのか、議員たちに注目が集まる。