令和4年第7回栃木市議会定例会が開催された。
本会議では、会期が20日間に設定され、議案の審議が本格的に始まった。
初めに大川秀子市長が行政報告を行い、重要な出来事について説明した。その中でも、第77回国民体育大会及び第22回全国障害者スポーツ大会の成功が強調された。コロナ禍での開催にも関わらず、多くの観客が集まり、全ての関係者への感謝が述べられた。
続いて、栃木市立美術館の開館が紹介された。市長は市民参加型プログラムの成果を報告し、展示内容について詳細に語った。美術館は多くの市民に利用され、地域の文化意識の向上を目指す方針が示された。
また、11月に行われた「とちぎ秋まつり」の盛況が報告された。約23万人の来場者があり、特に小学生と高校生の参加が印象的だった。さらに、友好親善都市である北海道滝川市との交流促進についても、40周年を迎えたことから今後のさらなる連携が期待されている。
議案については、議案114号から138号まで、合計25件が一括上程された。予算に関する議案が多数含まれ、特に補正予算が注目されている。予算総額717億8,066万円に対する議案が提案され、主に公共施設の管理運営費が増額される見通しが示された。
その他、人権擁護委員の候補者推薦に関する議案についても議決が行われた。議員からは、今後の質疑を通じて具体的な議案の内容が吟味されることが期待されている。また、今会期の休会期間についても決定され、議員は議案調査を行う。