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栃木市議会、新型コロナ対策基金条例を可決

栃木市議会は新型コロナウイルス対策基金条例を可決し、副市長や教育長の給与を減額する条例も成立した。
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令和2年第4回栃木市議会定例会が6月5日午前10時に開催され、多くの重要議題が取り上げられた。

今回の会議では、新型コロナウイルス感染症に関する特別定額給付金や新型コロナウイルス感染症対策基金の設立についての報告が行われた。同市長の大川秀子氏は、県内の感染者数が14名であると報告したが、うち既に13名が退院していることを伝え、市民への外出自粛の協力を感謝した。

特に、特別定額給付金に関しては、申請手続きが進行中であり、約5万7,000件の申請があり、うち32,000件の給付手続が完了したと述べられた。給付率は56%と報告され、市民からは申請後の時間のかかり具合について懸念されている方もいると指摘した。

さらなる重要事項として、議員報酬の特例についての条例が提案され、その内容には副市長及び教育長の給与を減額することが含まれている。また、議員報酬の特例に関する条例の制定も行われ、これは新型コロナウイルス感染症対策の財源確保の一環として、市議会の収入の減少を試みている。

議長辞職の件や新議長の選挙も行われ、議場内の規律と秩序が維持されるよう努めている。また、次回の日程については、6月9日午前10時から一般質問が予定されている。

このように、議会は新型コロナウイルス感染症に対する対応策を速やかに講じつつ、地域経済の維持・向上に向けてしっかりとした議論を進めている。議員の皆様にはさらなる市民理解と協力を求めていることが強調された。今後の取り組みに期し、議会運営が進められる。

議会開催日
議会名令和2年第4回栃木市議会定例会
議事録
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