財政非常事態宣言：市民理解と協力が急務

裾野市議会は令和3年6月21日に定例会を開き、主要な課題について議論を行った。中でも財政非常事態宣言に関する内容が市議会の焦点となった。市長や関係者は、宣言に対する市民の理解と協力の重要性を強調した。市では、財政運営が厳しい状況を反映した説明責任に苦慮している。市民向けの説明会や動画配信が試みられたが、視聴回数が886回と少なく、効果を問う声もあがっている。市の財政状況を含むさらに詳細な情報提供や、市民との直接対話が求められている。