コモンズ

浜田市議会、令和3年度水道事業補正予算を可決

浜田市議会は臨時会で水道事業会計補正予算を可決。金城地域の断水対策強化が目的。
記事公開日:
議会開催日:

令和3年5月19日、浜田市議会にて臨時会が開催された。

議論の中心は、令和3年度浜田市水道事業会計補正予算(第1号)の提案だった。この議案は、金城地域の断水対策を目的とし、配水タンクの設置が含まれる。市長の久保田章市は、先の会議で詳細な資料が不足していたことを謝罪し、改めて協力を呼びかけた。具体的には、金城地域の水道配水能力を強化するため、企業債の発行を伴う補正予算を計上したと説明した。

上下水道部長の有福修氏は、予算の増額内容を詳細に説明した。資本的収入では、企業債が1億5千万円増額し、合計で7億円となる。

また、支出は建設改良費を1億5千万円増加させ、合計で12億2,769万3千円になる。この予算は、金城地域の配水タンク増設を含むため、地域の安定した水供給に寄与すると期待される。

議会では、提案を受けて質疑が行われ、多くの議員が関心を示した。笹田卓議員は、議案の撤回を経験したことに疑問を呈し、責任の所在について考慮するよう要請した。有福部長は、十分な説明資料の準備が必要であったことを認め、今後改善策を講じることを約束した。

その後、西村健議員からも補正予算に対する厳格なチェックを求める意見が出されたが、委員長報告に対して長期的影響の有哪些や水道事業全体への考慮点が指摘された。最終的には、委員会からの附帯決議案も可決され、原案の承認が得られた。

議会終了後、久保田市長は、今福配水タンクの早期整備を約束し、地域住民への説明責任を果たす意向を表明した。また、新型コロナウイルス対策についても言及し、65歳以上の方を対象にしたワクチン接種が進行中であることを説明した。市長は住民の安全・安心確保に向けた徹底した対策を行う意向を示し、議員の健康を祈念した挨拶で臨時会は閉会を迎えた。

この臨時会では、浜田市の水道事業安定化をテーマにした重要な議案が審議され、今後の議会運営においても継続的な監視が必要であるとの声が上がった。

議会開催日
議会名令和3年5月浜田市議会臨時会議
議事録
タイトルの評価記事内容は議会の補正予算に関する議論と決定に即しており、適切に要点を捉えている。
説明文の評価概要が議会での重要な決議を的確に反映しており、情報が分かりやすく要約されている。
本文の評価会議録の内容を反映し、議案の詳細や議員の発言を正確に把握しているため。

島根県浜田市の最新記事

浜田地区の最新記事

川本町江津市美郷町邑南町 の最新記事です。