令和5年第4回江津市議会定例会が開催された。
これにおいて、補正予算の提案がなされた。本定例会は16日間の会期を持つ。
中村市長は、生活交通バス事業や地域再生計画推進事業など数項目について説明した。生活バスの廃止を受けて新設されるバス路線の影響を最小限にとどめるため、準備を進めることが強調された。
また、保育園留学事業についても言及され、全国からの子育て世帯の受け入れを目指す。この事業により江津市の地域活性化を図ると述べた。
子育て世帯に対する臨時の給付金支給も提案された。物価高騰を受け、児童1人に対し3万円の給付を行うことで、支援を行う考えが示された。
さらに、西部統合小学校の建設に関する市方針も示された。説明会を通じて地域住民の意見を反映させることが重要視されている。
議案第48号では、生活バス運行事業に関する条例改正が提案され、運転士の確保が懸念材料として取り上げられた。この点については、業務委託先事業者による対応が計画されている。
議案第50号では、公の施設に係る指定管理者の指定が議題に上がり、市民ニーズに応じたサービスの向上が求められた。特に、住宅供給公社に管理を委託することが取り上げられた。
一方、補正予算議案は、一般会計で5億2,330万円の追加が計上され、物価高騰対策や地域再生計画事業が主な内容である。この補正予算により、地域への支援を行う姿勢が示されている。
議事は滞りなく進行し、質疑応答では各議員が慎重な姿勢で公正明大に確認した。今後の議会の進行についても、議員の協力が期待される。
特に、地域振興や市民生活に密着した諸問題に対する取り組みに関しては、引き続き透明性のある運営が求められている。江津市議会は、地域の発展と市民の安心した暮らしのため、多様な政策の推進に努めることが求められている。