令和5年9月11日、浜田市議会定例会が開催され、工事請負契約の締結や歳入歳出決算の認定が議論された。
議案第59号は市道日脚治和線の新設橋梁下部工事についてで、契約金額は約3億9,600万円となり、契約の相手方は株式会社毛利組である。都市建設部長の戸津川美二氏は、この工事が令和3年8月豪雨による周布橋の復旧工事であることを強調した。
また、認定第1号から第10号にかけての令和4年度の一般会計、国民健康保険特別会計などの歳入歳出決算については、いずれも質疑がなく認定が進められた。
特に、沖田真治議員が提案したスクールバスの取得に関する議案では、2台のバスの予算計上が5,785万円であることが述べられた。学校教育課長の山口康弘氏は、「浜田地区の統合に伴い45人乗りのバスを2台取得する予定であり、三隅地区にも29人乗りのバスが1台更新予定」と説明した。沖田議員は予算と実際の価格に関する疑問を呈し、バスの標準装備についても確認を求めた。
この他、浜田市における森林環境譲与税の譲与基準見直しを求める請願も議題に上がり、環境政策の重要性が再確認された。
全体として、今後の浜田市の予算計画や工事の進捗について、議員たちの熱心な議論が展開されたことが印象的であった。議会は午前10時25分に散会した。