令和5年3月浜田市議会定例会議が行われた。この会議では多くの議案が可決され、特に個人情報保護に関する新条例が注目される。
議長の笹田卓氏による開会の挨拶の後、各議員の補欠選任が進められた。村木勝也議員は議会運営委員会の補欠委員に、三浦大紀議員は議会改革推進特別委員会の補欠委員に選任された。
浜田地区広域行政組合の議会議員補欠選挙も行われた。岡本正友議員が当選し、その旨が議場で告知された。
議会遅れを取らないよう、発議第2号が提案された。布施賢司議会運営委員長が個人情報保護に関する条例を説明。その内容は、絡む法律の改正を受けて既存の条例との差異を無くすことを目的にしている。特に、開示請求の決定期限は14日と設定される。
議案第2号、浜田市ケーブルテレビ施設条例及びその分担金の徴収条例が廃止されることが全会一致で決議された。これにより、地域のメディア環境が見直されることとなった。
次に、浜田市まちなか交流プラザの条例が可決された。これは、新たな交流の場を提供することを目指しており、飲食を含む多様な地域活動の基盤を目指す事業である。
更に、数件にわたる手数料条例や教育保育に関する基準の改正が行われ、これらも全会一致で可決されたことが報告された。
特に、浜田市放課後児童健全育成事業の運営に関する基準が見直され、安全計画の義務化が実施されることとなった。
会議の最後に、久保田章市市長が挨拶を行い、政策の進展やCovid-19関連の施策について説明を加えた。特に、健康福祉分野での意見を反映する意欲が示される。市長は、議会と市民との橋渡しを進める気持ちを伝えた。