令和3年12月7日に開催された浜田市議会では、各議案が審議された。
まず、市長が提案した「令和3年度浜田市一般会計補正予算(第10号)」は、歳入歳出計3億7,778万7,000円を追加するもので、これは一部に国家の経済対策に関わる給付金が含まれている。
この補正後、浜田市の予算総額は424億3,422万5,000円となる。
補正予算の具体的な内容においては、子育て世帯への臨時特別給付金に加え、コロナウイルス対策事業の調整が行われている。
特に、子育て世帯には対児童に5万円が支給される予定で、12月28日がその支給予定日となっている。
支給対象者は約7,410人のうち、約5,000人と予測される書類の処理が進められている。
次に、議案第85号の「浜田市乳幼児等医療費助成条例の一部改正」については、質疑がないことが認められ、議案は福祉環境委員会に付託された。
続いて、議案第86号「浜田市子育て世代包括支援センター条例の制定」についても、質疑は無く進行された。
特に注目されたのは、議案第87号の「浜田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営基準に関する条例一部改正」であり、地元議員からの質疑があったが、その後質疑なしと認められる。
また、指定管理者の指定に関する一連の議案も付託され、特に浜田市東公園運動施設等の管理者指定については、いずれも質疑なしで進行した。議会の流れはスムーズで、効率的な運営が行われている様子であった。
最後に、過疎地域持続的発展計画の策定や第2次浜田市総合振興計画後期基本計画の策定など、市の将来を見据えた重要な議案も多く討議された。