令和3年6月18日、浜田市議会は定例議会を開催した。
本日の議題は多岐にわたり、市長提出の議案も含まれている。
はじめに、議長の川神裕司氏が会議の開始を宣言すると、出席議員は全員ということが確認された。日程第1では会議録署名議員に三浦大紀議員と沖田真治議員が指名され、円滑な進行が期待される。
次に日程第2に進み、会議の期間についてお諮りがあり、異議なく、期間は本日から7月5日までの18日間とすることが決定された。
日程第3では諸般の報告があり、市長からは専決処分の報告などがあり、出席者に資料が配布された。
その後、日程第4に移り、浜田市の条例改正についての説明が行われた。総務部長の坂田歩氏は、浜田市固定資産評価審査委員会条例及び職員の服務の宣誓に関する条例について、行政事務の効率化を図るための見直しを説明。具体的には、署名や押印を不要にする改正が行われるという。
また、日程第5において、浜田市個人情報保護条例の改正が提案され、これは新たに改正された番号法に基づくもので、個人情報の提供ネットワークシステムに関する用語の整理が行われるという。
次には、浜田市の特殊勤務手当条例及び外来検査センター条例についても、坂田部長が新型コロナウイルス感染症の定義変更に対応するための改正を行うと説明した。
その他にも、子育て支援のための医療費助成条例や家庭的保育事業に関する条例の改正案が出され、特に病児保育室の設置や、生活支援事業の手数料徴収に関する条例の廃止についても議論がなされた。
最後に、令和3年度の浜田市一般会計補正予算についての説明があり、総務部長が数々の事業について詳細を述べた。新型コロナウイルス影響下での取り組みや、具体的な金額についても言及し、市民に分かりやすい説明が求められた。これで全ての日程が終了し、議長は散会を告げた。
今回の定例会議は、効率的な行政運営を目指した提案が多くなされ、新型コロナ対策を含む地域活性化の動きを感じるものとなった。