令和3年11月2日、浜田市議会臨時会が開催され、議会運営の重要な課題が議論された。
特に注目されたのは、浜田地区広域行政組合議会議員や浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合議会議員の選挙についての決定であった。
議長の笹田 卓氏は、同組合規約に基づき、6名の議員を選出することが確認されたと述べた。議会では、指名推選方式が採用され、出席議員全員の異議なしに選挙方法が確定された。
続いて、浜田市監査委員の選任についても議論が行われた。副市長の砂川 明氏が選任候補者の経歴等を説明し、市議会の同意を求めた。総務文教委員会委員長の永見 利久氏も、議会での審査の結果を報告し、全会一致で適任者として選任すべきと強調した。
さらに、議会改革推進特別委員会の設置についても提案され、布施 賢司議員がその目的及び調査事項について説明した。この委員会は、浜田市議会の議会改革に関する事項を調査・検討するために設置され、委員定数は7人となる予定である。
議会運営委員会からのこの提案は、全ての議員による満場一致で可決された。委員の選任についても、議長が指名する形で進められ、その名簿が配布された。
市長の久保田 章氏は、今回の臨時会議の閉会に際し、議会との連携強化を呼びかけ、お祝いの言葉を述べた。また、コロナ対策についても言及し、浜田市内で新たに感染者が増加していることから、ワクチン接種の重要性を訴えた。今後、3回目のワクチン接種体制を整えることを強調し、地域の感染対策をさらに強化する方針を示した。
このように、浜田市議会では重要な人事案件やコロナ対策が議論され、市政の推進に向けた新たな一歩が踏み出された。