令和3年9月1日、浜田市で定例議会が開催された。
この会議では、令和2年度の各種決算認定に関する議案が上程されました。特に、浜田市一般会計は466億円超の歳入歳出決算について審議され、決算剰余金として6億6,529万円の繰越が報告されました。
総務部長の坂田歩氏は、歳入決算額に対し歳出決算額が433億円であることを強調し、この実質収支の好転を説明しました。彼は「依存財源が増加しており、今後も市の財政基盤を強固にする必要がある」と述べました。
続いて、浜田市国民健康保険特別会計の決算も承認されました。健康福祉部長の猪木迫幸子氏は、「歳入の主なものとして、県支出金が50億円を超えたことは市民にとって大変重要な成果です。全体的に見て健全な運営ができています」と報告しました。
公設水産物仲買売場特別会計においても、収入と支出がほぼ一致し、財政の健全化が進んでいることが確認されました。産業経済部長の佐々木規雄氏は、「経営の透明性向上に向けて今後も努力して参ります」と話しました。
また、最終的に、複数の条例改正案の提出もありました。中でも浜田市立幼稚園における預かり保育の導入が注目されています。教育部参事の猪木迫幸子氏は、「親の働き方に応じて教育の場を柔軟に提供したい」と申しました。
市の議会はさまざまなカ国際的な協力や支援を考慮しつつ、引き続き市民サービスの向上に努める意志を示しました。議案の全ては無事に承認され、今後の施策について議論が進められることが期待されます。