令和元年9月の浜田市議会定例会議が開催され、多様な議題について討議された。
本会議では、澁谷 幹雄議員が提起した「お魚センターのリニューアルオープンに向けての進捗状況」が注目を集めた。市長の久保田 章市は、2022年11月のリニューアルオープンを目指して進行中であると述べ、関係者との協議を重ねていると確言した。特に、このお魚センターは市民に親しまれる機能を持つと期待されている。
次に、牛尾 昭議員は「(仮称)浜田歴史資料館検討会について」質問を行い、いくつかの整備案が議論されたことを紹介。特に、A案とC案の評価が高まる中、さらに詳細なコストや機能の議論が求められている様子が伝えられた。
また、佐々木 豊治議員は、「人口減少対策と出生数減少対策」について、執行部の議論の内容や施策の充実を求める発言を行った。現在、浜田市における出生数の減少が進行しており、早急な対策が必要と強調された。
浜田市は「海の食文化」の重要性にも言及。そのために、浜田市地産地消推進条例が施行されている。この条例の意義について、産業経済部長は、地域産品を用いた地産地消の取組が進んでいることを説明した。特に、学校給食での地産地消の推進がなされており、地域内の農家との連携強化が図られている。
最後に、航空機騒音問題が議題に上がった。市民の生活環境にさらなる影響が及ぶ中、より強い対策が求められている。市長は、航空機の飛行訓練に関して地域住民の理解と合意が必要であり、今後とも要望活動を続ける姿勢を強調した。