令和6年3月4日、浜田市議会において主要な議題として、浜田市一般会計予算が取り上げられた。
この議会では、浜田市長、久保田章市が一般会計予算の変更を提案した。特に「石見神楽伝承施設展示等内容検討事業」の名称が変更されたことに対し、議員からは狙いや意義についての疑問が呈された。川神裕司議員は「内容が大きく変わっているように思うが、何故このような小変更扱いになったのか」と質問した。この点に対し、久保田市長は議連との意見交換が有意義であったことを強調し、今後も市民参加型の検討を進める考えを示した。
また、議案第31号の浜田市消防団員等公務災害補償条例改正については、消防長の田中成幸氏が3つの改正点を説明した。改正により、非常勤消防団員等の補償基礎額が9,100円に引き上げられ、それぞれ階級や勤続年数によって補償が変動するようになる。今後、改正条例は令和6年4月1日に施行される。
さらに、浜田市手数料条例に関しても質疑が受け付けられたが、質疑内容はなく、各議案は順次可決された。市議会では、提案された予算案や条例改正を通じて、市民生活の向上や安全保障を図る姿勢が見られる。議員たちはこれらの議案について慎重に討論を重ねていく。