令和4年9月8日、浜田市議会は定例会議を開催した。出席議員は22名で、定足数を満たしている。
この会議では、多数の議案が審議された。中でも、令和4年度浜田市一般会計補正予算(第7号)が主要な議題として上がった。総務部長の坂田歩氏が提案し、具体的には豪雨による災害復旧を目的とした1億941万3千円の追加を含む内容である。これにより、予算総額が415億7,471万2千円に達するという。最も大きな支出項目は、公共土木施設の復旧工事に関するもので、計36か所の道路と7か所の河川が対象に含まれる。
質疑応答の時間では、川上幾雄議員が水道事業について特に多かった随意契約について指摘した。その理由に対して、工務課長の谷口佳寿氏は、特定の業者でしか扱えない器具が多いためと説明した。また、委託の再委託についても、審査が行われている旨の回答があった。川上議員はその点について理解を示した。
さらには、令和3年度浜田市一般会計歳入歳出決算についての認定や、公共下水道事業決算の認定についても特に大きな意見は上がらなかった。これらの議案に対する質疑はないまま、そのまま承認された。
また、浜田市職員の育児休業等に関する条例や浜田市立幼稚園条例の一部改正についても審議されたが、質疑は行われずに付託されることとなった。全体として、議会はスムーズに進行したといえる。
最後に、同意第2号として浜田市教育委員会委員の任命が議題に挙げられるが、質疑は行われなかった。これで本日の会議は完了し、午前10時20分に散会した。