令和3年12月の浜田市議会定例会議が開催された。
本会議では、主に補正予算に関する議案が論じられた。議長の笹田卓氏は、出席議員21名が確認された後、議事を進行した。
最初に議題となったのは、議案第115号の付託である。この議案は令和3年度浜田市一般会計補正予算(第9号)の撤回を求めるもので、市長の久保田章市はその理由を説明した。米子支社との協議を経て、工事内容や金額を精査し直す必要があるため、撤回が必要とのことだ。質疑なしに、撤回は了承された。
次に、議案第123号、同市の一般会計補正予算(第9号)の提案が行われた。この議案では、浜田駅周辺整備事業の債務負担行為を削除する内容が盛り込まれている。総務部長の坂田歩氏が詳細を説明し、補正予算について再度質問は出なかった。最終的に、議案第123号は予算決算委員会へ付託され、委員会での審議が期待される。
今回の議会は、これにて終了した。市民生活に直結する補正予算が撤回されたことにより、今後の市政運営への影響があるか注目される。議会の合意を得た上で、必要な対策を講じていく姿勢が求められそうだ。