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浜田市議会定例会、多様なの地域振興策を議論

浜田市議会で、郷土資料館の建て替えや教育振興、地方移住促進などが議論されました。特に少子化対策や地域包括支援センターの整備が重要視されています。
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2023年3月1日に行われた浜田市議会定例会では、防災や教育、地方移住、農業振興など多岐にわたる議題が議論された。

市民を育む施策として、田畑敬二議員は「夢を持ち郷土を愛する人を育むまち」に焦点を当て、浜田郷土資料館の建て替えに関する進捗状況を問うた。

久保田章市長は、郷土資料館の現状把握を重要視し、昨年行った見学会の結果をもとに多くの市民から整備の必要性が示されたと述べた。さらに、岡田泰宏教育長は、建て替え整備案の策定を令和5年度中に行う考えを示し、具体的な手法の検討を進める方針を説明した。

続いて、大谷学議員が「産業振興にもつながる教育文化資産の創造」について質問。教育環境の希薄化を危惧し、理系学部設置に向けた県立大学の新設方向性について意見を伺った。久保田市長は、島根県立大学に対し様々な働きかけを行い、地域の人材育成につなげていく必要性を強調した。

また、農業振興についても質問があり、串崎利行議員は「地域計画」に関する策定の進捗を問うと、佐々木規雄産業経済部長は令和5年度中に農地利用の将来像を描くことを目指すと説明した。さらに、地方移住促進が話題となり、子供1人当たり100万円の移住支援金を活用し、市としても新たな企画を検討していることが確認された。

最後に、健康福祉部からは、地域包括支援センターについての運営が整備されているものの、高齢者支援の課題が残っている事が報告された。障がい者への教育や地域のつながりを更に意識した支援体制が求められている。

議会開催日
議会名令和5年3月浜田市議会定例会
議事録
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