令和元年11月11日に行われた浜田市議会臨時会議では、重要な議題が数多く取り上げられた。
出席議員は24名で、会議は予定通り開始された。
議題の中で特に注目されたのは、副議長の辞職と副議長選挙に関する議論である。これに関し、議長の川神裕司氏は、副議長の辞職願が提出された。田畑敬二氏からの辞職願は、議論を経て許可された。
次いで、議長は副議長選挙を実施し、佐々木豊治議員が新たに選任された。神議長は、その選任について「会議の運営をさらにスムーズにするための一歩である」と述べ、期待を寄せた。
また、会議では浜田市議会委員会条例の一部改正に関する発議も行われた。澁谷幹雄議会運営委員長が提案したこの案は、会派の構成員数に伴う議会運営委員会の定数変更を目的としている。議長は、質疑を省略した上で、原案通り可決されることを確認した。
更に、議会改革調査検討特別委員会や自治区制度等行財政改革推進特別委員会の定数見直しも議題とされ、これらの定数が最大9人以内に改正されることが提案され、全会一致で可決された。.
一方、議長に対して辞職願を提出しなかった理由について説明を求める動議も提出され、小川稔宏議員の発言により、議長が辞職をしなかったことへの懸念が表明された。しかし、この動議は賛成少数で否決され、議会内の意見共有には至らなかった。
会議の終盤には、常任委員会委員の選任や議会広報広聴委員会の委員に対する指名が行われ、正副委員長の互選が実施された。今後の議会運営を円滑にするため、選任された委員たちは意見交換と問題解決に向けた活動を進めることが期待されている。
最終的に、今回の臨時会議は、浜田市の地域行政における重要な意思決定の場として機能したことが確認され、議事日程が終了し、散会となった。