令和4年1月24日、浜田市役所で臨時会議が開かれた。
今回の会議では、主に議案第1号と第2号に関する議題が取り上げられた。議案第1号の内容は、浜田市子育て世代包括支援センター建設に係る工事請負契約の変更である。都市建設部長の戸津川美二氏は、契約金額が1億3,970万円から1億6,369万6,500円に変更される理由を説明した。
その背景にはウッドショックによる木材高騰や、壁仕上げ材の変更、安全性向上のための仕様変更があった。この工事は昨年6月から進められており、完工予定は令和4年2月15日とのことである。
また、議案第2号では、令和3年度浜田市一般会計補正予算(第12号)について、総務部長の坂田歩氏が提案した。この補正予算には、国の補正予算に連動した支援策が含まれており、特に住民税非課税世帯への臨時特別給付金が挙げられた。
議会に出席していた足立豪議員は、現状の感染拡大に伴う市民生活への影響を強調する中で、迅速な支援策が求められると補足した。市長の久保田章氏は、感染拡大に対する市の独自な支援策を検討中であると述べ、具体的な提案は後日行う意向を示した。
議案の審議は順調に進み、休憩後に採決が始まった。議案第1号と第2号は全会一致で可決された。市長は、今後も市民生活に寄与する施策に取り組むとの姿勢を示した。議会の閉会に際しては、新型コロナウイルス感染症に対する市の対応についても言及し、今後の感染防止策について理解を求めた。
このように、議会では市民の生活に密接に関わる重要な議題が中心に議論され、各議員の発言を通じて浜田市の施策が確認された。今後の動向に注目が集まる。