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湖南市議会、医療費負担2割化請願を不採択

湖南市議会が6月29日に定例会を開催し、医療費窓口負担2割化撤回の請願が不采択となる。各議案も一括可決され、今後の施策が確認された。
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令和3年6月29日、湖南市議会は定例会を開催し、議事が進行した。最初に議長の植中 都氏があいさつを行い、地域の現状や新型コロナウイルス感染症への配慮について触れた。

まず、請願第1号が取り上げられた。この請願は、国に対して刑事訴訟法の再審規定の改正を求める内容であり、総務常任委員長の細川 ゆかり氏が報告した。細川氏は、再審に対する制度的な不備を指摘し、特に不服申立ての制度化による影響を懸念する意見が表明された。

採決の結果、不採択となることが決定した。次に議題に上がった請願第2号は、医療費負担の軽減に関するものだ。福祉教育常任委員長の松井 圭子氏が報告し、窓口負担を2割にすることは高齢者に対して不公平だとの意見が示された。

しかし、こちらも賛成少数で不採択となった。続いて請願第3号、加齢性難聴者の補聴器に対する公的補助制度創設の請願が審議された。こちらも必要性は議論されたが、採決の結果、不採択となった。

その後、議案が審議され、議案第37号から第46号まで一括で審査された。特に注目されたのは、議案第41号として提案された令和3年度管理会計補正予算であった。この予算には、子育て世帯に対する支援が含まれ、委員会の全員一致の賛成を得て可決された。

市長の生田 邦夫氏は、議会の議決に感謝の意を表し、今後の施策に関する見解を述べた。特に、高等専門学校設置に向けた取り組みや、国道1号線の整備に関して強い要望を示した。今後も議員や地域社会と連携し、さまざまな施策を進めていく方針を示した。

議会の閉会時には、植中氏が議員たちの努力を称え、今後の健康と活動を祈念した。

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議会名令和3年6月湖南市議会定例会
議事録
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