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近隣市町との連携強化がカギ、湖南市議会

湖南市議会で、公立甲賀病院の運営や広域行政の取組が議論され、特に交通安全と浸水対策が重点課題とされた。
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湖南市議会の令和4年3月定例会が開かれ、幹線道路や通学路の安全確保に関する議論が行われた。危険な通学路における交通安全対策が急務とされ、特に旧東海道線の拡幅・改良が求められている。昨年度は桐山と狐谷の道路整備が進められましたが、本市の道路整備計画の中でどう位置づけられるかが焦点となった。さらに、通学路に設置が進められる歩道は、安全確保だけでなく、通学児童が快適に利用できる環境づくりの要だと強調された。

また、湖岸の浸水の状況も話題に上がり、雨水排出経路の見直しが急務とされている。特に農業用水路を通じての排水システムは、過去に多くの問題を抱えてきた。これを改善するため、行政は今後、施設の整備を計画する必要性について合意形成を図る意向を示した。

さらに、ウツクシマツの自生地の保全活動についても触れられ、樹木医会との連携を深め、環境保全と観光資源としての活用が模索されている。市長は自治体運営における広域連携の重要性を強調し、隣接市町との協調を強めていく考えを示した。特に、観光誘客や歩いて暮らせるまちづくりについても具体的な施策を進めていくと述べた。

予算の話題も取り上げられ、令和4年度の財源確保に向け、サマーレビューによる事業見直しや契約形態の見直しが議論された。目指すべきは事業の効果的な見直しであり、そのための評価体制を充実させる必要があるとの意見も出た。さらに、随意契約の運用にあたる指導体制についても、透明性を持たせる工夫が求められた。

議会開催日
議会名令和4年3月湖南市議会定例会
議事録
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