令和2年3月24日、湖南市議会の定例会が開催された。
本日は、重要な議題として高齢者向けのコミュニティバス「めぐるくん」の無料乗車制度を求める請願が取り上げられた。
総務常任委員長の細川ゆかり氏は、請願の趣旨として、全国的に高齢者の交通手段の確保が重要であると訴えた。
湖南市の地域課題として、特に中山間地域の高齢者が直面する移動の不便さを改善する必要性が強調された。
委員からは、介護予防や健康増進につながるとの意見もあり、請願は全員賛成で採択された。
また、副市長の選任に関する議案第29号も上程された。
市長の谷畑英吾氏は、副市長への選任理由を説明し、萩原智行氏のリーダーシップと業績が評価された。
質疑が行われ、議員らからは任期に対する懸念も上がったが、市長は問題ないと見解を述べた。
最終的に議案は賛成多数で同意され、萩原氏が副市長に選任されることとなった。
重要議題に対して市長と議会は、協力して市民の生活向上を目指す姿勢を示し続ける意向を確認した。
会議閉会後、議長の加藤貞一郎氏は、新型コロナウイルス対策への理解と協力に感謝し、今後の市政運営に向けた決意を述べた。
議会の最終日、日々の市政が市民にとって意義のあるものであることが強調された。