吉見町の令和2年12月定例会が行われ、多くの議題が取り上げられた。
特に注目されたのは、コロナ禍による小中教育への影響である。
戸谷照喜議員は、教育長の大澤幸正氏に状況を問う。
大澤氏は、国や県の要請を受けて小中学校が臨時休業に入ったが、児童生徒の学びを維持するために様々な対策を講じたと強調した。
休校の期間中、児童生徒の健康を守りながらも教育環境を整えるため、教育委員会は様々な工夫をしてきた。
また、GIGAスクール構想を進める中での課題を問われた際、整備された端末を有効に活用する方法が焦点であると述べた。
次に、空き家問題に関しても議論が行われた。
大澤氏は、町内の空き家現状を把握するため、再調査を実施中であり、空き家の管理を促進するために所有者への通知を行っていると説明した。空き家が放置されることによって発生するリスクには、地域住民の生活環境への影響が含まれている。
滑らない坂道についても議題となり、明け渡しについて、地元の危険性を指摘する意見が相次いだ。
地域固有の問題として、安全対策の強化が求められている。
各地区の危険箇所を認識し、地域全体での取り組みが必要とされている。
同和問題についても議論が展開された。
過去の施策を振り返りつつ、依然とする差別意識の根絶が求められ、教育や啓発を通じた取り組みが続けられる必要性が確認された。