令和4年9月21日、美里町議会において、消防団の活動や動物愛護法改正に関する一般質問が行われた。
各議員からの質問に対し、町長や担当課長が答弁を行った。
まず、消防団に関する議論が中心となった。堀越賢司議員は、「消防団の団員数とその推移」について質問し、男女を問わず多様な人材を募る必要性を指摘した。
町司が消防団における女性の参加に関しては、全くの無関心ではないとしつつも、入団資格についても見直しの余地があるとして、啓発活動を促していく考えを示した。特に女性団員の活動を支援するための施策を講じることが求められていた。
さらに、動物愛護法改正とそれに基づく美里町の取組についての質問もあった。
新井英行議員は、改正法によるマイクロチップ装着の義務化が、地域猫やさくらねこを巡る問題にもち込まれ、適切な情報周知が必要であることを示唆した。町は、ペット飼育に関する活動を広めることが重要であると指摘し、より一層の啓発を進める方針を示した。
町長は、「消防団の適正化や動物愛護については、町民の理解を得ながら進める必要がある」と強調した。今後も消防団の再編や多様性を取り入れた組織作りを目指し、美里町の動物愛護に関する取り組み強化を図っていく必要があるとの認識を示した。