令和元年9月鴻巣市議会定例会が開催され、敬老祝金についての議論が行われた。昨年度は対象者が増加したが、支給額が1万円から減少し続けている。市の福祉施策として本来の目的を再考する必要があると指摘された。
道の駅整備事業については、地域の農家との連携が重要である。市内の野菜生産者を育成する取り組みが今後の道の駅の成功に影響を与えると強調され、市とJAの協力が求められた。
中学校給食の賄い費については、値上げが予定されており、給食の質向上に対して市の補助を求める声が出た。保護者への経済的支援を強化する必要があるとの意見もあった。
収蔵室維持管理事業では、ささら獅子舞のような文化財の保管方法について、より適切な施設での管理を考える余地があると提案されていた。さらに、国民健康保険会計でも運営基金が増加する一方、滞納世帯の実態把握が課題であることが指摘された。
水道企業会計については、県水の受水の割合が減少している中、効率的な水道事業の運営が求められており、市民に対しても水道サービスの質を維持する努力が期待されている。