令和3年6月鴻巣市議会定例会が開催され、新型コロナウイルス感染症対策や地域の経済支援に関する重要な議題が取り上げられた。
特に、ワクチン接種の進行状況が注目され、竹田悦子議員は高齢者接種や若年層への接種スケジュールの透明性を求める発言をした。市は現在、75歳以上へのワクチン接種を進めており、65歳以上の方の接種も予定しているが、詳細なタイムスケジュールについての発表は難しい状況である。さらに、ワクチン接種に関する情報発信の重要性も強調されており、公民館での予約支援の実施についても評価があがっている。
障がい者施設などでの職員のワクチン接種に関しても、早めの接種を検討する姿勢を示した。職場の環境や感染症対策が、今後のアフターコロナにおいても非常に重要であることが論じられた。
経済支援策として、昨年度のキャッシュレス決済活用や支援給付金などが議論された。市内での事業者支援の必要性と、更なる支援策の実施を求める声が高まっている。特に、コロナ禍で影響を受けている小規模事業者への支援が急務とされている。政府の政策や動向に対する柔軟な対応を求める意見も見受けられた。
また、竹田議員は「生理の貧困」問題についても言及し、生理用品の常備に関する施策を求めた。教育長は、保健室での対応を続ける意向を示したが、トイレへの常備については今後の検討課題として取り上げられている。
さらに、環境課題についても話題が及び、「ゼロカーボンシティ」の宣言に基づく取り組みの具体化を進めることが求められた。市は、脱炭素に向けた施策の推進を重視しているが、より多くの市民の参加を促していくための広報活動の強化が期待されている。
都市建設行政においては、鴻巣駅東口におけるエレベーター設置について進展が見られず、市民からの要望が高まっている。市は引き続きJR東日本との協議を重ね、必要な調整を行っていく考えを示した。