令和3年9月、鴻巣市議会の定例会が開会された。
議長の大塚佳之氏は、会議の冒頭で議席の一部変更を提案し、即座に異議のない旨の確認が行われた。続いて、会議録の署名議員として、竹田悦子議員と野本恵司議員が指名された。
会期は8月31日から9月24日までの25日間に決定された。これは、議会運営委員会が検討した結果を受けたものであり、議長から説明がなされた。特に重要な議案や報告も予定されている。
行政報告では、原口和久市長が新型コロナウイルスに関する現状と対策を説明。感染者数の急増に直面し、継続的なワクチン接種の推進に取り組んでいる。特に若年層の陽性者が増えているとの報告があった。市では、ワクチン接種が進んでおり、65歳以上では約87%が1回目の接種を済ませていると述べた。
また、下手見る限りでは、特定の施策に対する補助金の追加交付も報告された。これにより多くの市民が対象となるさまざまな支援が計画されている。
その後、金子雄一議会運営委員長が、議案第70号から第96号までの上程に関し説明を行い、議案の趣旨が示された。特に、埼玉県都市競艇組合の規約変更や総合振興計画の改定について強調された。
一つの焦点として、議請第1号も取り上げられた。請願者は、鴻巣市議会議員政治倫理審査会の決定が憲法に反すると主張しており、審査中の議論が交わされた。
賛成及び反対の意見が飛び交い、議論の結果、請願は不採択となった。議長は、本日の会議を終了し次回の開催を告知した。
このように、議会では重要な案件が審議され、市民への影響が強い決定が下される。今後の進展にも注目が集まる。