令和5年12月28日、鴻巣市議会は定例会を開催し、主に報告事項が審議された。
初めに、会期の決定が行われ、議会運営委員長の羽鳥健議員から、11月28日から12月18日までの21日間の会期とすることが報告され、異議なく承認された。
その後、行政報告の中で副市長の山崎勝利氏が市政執行状況について説明。市内で行われた地域懇談会では、146人が参加し、地域の声を拾ったことが強調された。また、消防団出初式などの今後の行事予定についても情報提供された。
次に、行政視察研修報告が行われ、まちづくり常任委員会の橋本稔委員長が福岡県の視察結果を発表しました。空き家対策や水道事業の効率化が例示され、視察先の成功事例からの学びが求められた。
また、同様に市民環境常任委員会の羽鳥健委員長が越前市の視察内容を報告し、環境保全と農業の役割に焦点を当てた取り組みが評価された。
その後、複数議案が上程され、市長の並木正年氏が議案第87号から第131号までの内容を説明。公の施設の指定管理者の指定や、条例改正、補正予算について詳細が伝えられ、特に教育や福祉の充実が図られる計画が述べられた。