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鴻巣市議会、令和6年度予算関連の質疑続行中

鴻巣市議会では令和6年度一般会計予算に関し、質疑が行われた。保育士の処遇改善や介護施設の待機者状況が重要なテーマとして浮上した。
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令和6年3月の鴻巣市議会定例会は、さまざまな重要な議題を取り扱った。

最初の議事日程では、議案第41号、令和6年度一般会計予算についての質疑が行われた。藤村孝志議員は情報系システム事業について質問し、モバイル型パソコンへの変更がもたらす盗難や紛失の危険性を指摘した。これに対して、総務部長の岩間則夫氏は、パソコンの管理方法や無線LANの故障に対する対策について説明した。

また、人権啓発事業への質問もあり、藤村議員は広域連携による成果について問い合わせた。これに対して、総務部長は転入時の手続きが簡略化されるメリットを強調した。

続いて、議案第42号から議案第49号までの質疑へと移り、処遇改善についても話題に上った。特に保育士の処遇改善については、小林宣也こども未来部長が言及し、市単独での加算額について説明。即座に効果をあげるのは難しいものの、着実に処遇改善に向けた取り組みが進行していることが示された。

その後、介護保険制度の見直しに関する議案についても質疑が行われ、特に待機者数に関するデータが示された。124人の特別養護老人ホームの待機者数があり、そのうち85人が早急に入所を希望している事実も述べられた。今後の介護施設の整備計画についても明言され、関係機関との連携を強調する意向が示された。

さらに、公共交通維持事業についてもお話が進み、運行の減便や、タクシーの Preiseの 引き上げが影響を及ぼす可能性も考慮された。市民生活部の武田副部長は、公共交通の維持についての考えを述べたが、偏りのない対応が重要になると強調している。

そして、最後に、議案第49号、農業集落排水事業についての質疑では、人材確保などの課題に対する対策や管理方法についても述べられた。高齢化が進む中での地域住民の協力を仰ぐ必要があるとされ、今後の見通しについても議論が交わされた。

議会開催日
議会名令和6年3月鴻巣市議会定例会
議事録
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