令和6年第3回川島町議会定例会が開催され、重要な議題が取り上げられている。
会期は6月6日から6月13日までの8日間に決定された。議長の道祖土証氏は、出席議員数が14名に達したことを確認後、議会を開会した。
議事日程には、行政報告として飯島和夫町長が町の状況を説明し、令和6年度一般会計補正予算など、重要な議案についても議論が展開された。特に、令和6年度の一般会計補正予算に関しては、歳入・歳出それぞれ1億6230万9000円が追加される見込みであり、公共事業や新しい事業のための資金がを順次確保する動きが強調された。
また、埼玉県後期高齢者医療広域連合規約の変更についても議論され、特にマイナンバーカードの登録が進められることにより、今後の医療行政にどのような影響が生じるかが注目されている。議員の小峯松治議員からは、マイナンバーカードを取得していない高齢者への配慮を求める声も上がった。関係者からは、資格証明書の発行が検討されているとアナウンスがあった。
さらに、町道路線の廃止による影響や工事請負契約の締結にも関する議論が行われた。これは特に、川島中学校の小中一貫教育校化工事に関連して、地域の教育環境に大きな影響を与える事案として捉えられている。
最後に、固定資産評価審査委員会委員および評価員の選任についても承認された。今後の町政運営において、これらの人材が果たす役割は大きいとされている。議会は、今後の進展に注視している。
本定例会は、閉会後も議会運営委員会が閉会中の継続調査を行い、透明な行政活動がなされることが期待されている。次回は6月11日に開会予定であり、議員たちは今後の議案に目を向けている。