令和6年第3回川島町議会定例会が、6月13日に開催された。
今回の会議では、議員派遣や閉会中の各常任委員会の所管事務調査、議会運営委員会の継続調査について審議され、全ての議案が可決された。
道祖土証議長は、開会の挨拶において、参加議員が14名であることを確認した。
その後、各常任委員会からの審査報告が開始された。
矢内秀憲総務経済建設常任委員長は、議案第37号「令和6年度川島町一般会計補正予算(第1号)」の審査結果を報告した。この議案では、所得税課税の推計に関する質疑が行われ、国から指示された給付手続きの遅延を防ぐため、推定税額を基に調整給付を実施することが説明された。
議案第39号、町道路線の廃止に関する審査では、申請者の土地に囲まれた道路として利用されていない町道の廃止が議論された。周辺住民からの同意が得られていることが確認され、可決された。
次に文教厚生常任委員会が議案を審査した。議案第36号「埼玉県後期高齢者医療広域連合規約の変更」に対しては、患者の資格確認書を交付できる制度が説明され、原案の可決が決定された。また、議案第40号の工事請負契約についても、学校の安全のために必要な措置が確認され、可決に至った。
議長は、町長からの感謝の言葉を述べられた後、全ての議案の審査が無事終了したことを報告し、会議を閉会した。