川島町議会は、令和6年第2回臨時会を開催した。議題には、重要な税条例改正や学校建設工事の契約が含まれている。
議会では、まず専決処分として川島町税条例の一部改正が提案され、それに続いて国民健康保険税条例の改正が討議された。特に、税務課長の小澤寿男氏は、町民税の徴収が令和6年の7月分から開始されることを明言し、周知方法についても触れた。町の広報とホームページを通じて広める方針を述べた。
また、国民健康保険税条例の改正については、渋谷幸司議員が具体的な質問を行い、多くの数値が示された。国保加入世帯数は2834世帯、加入者数は4391人であることが報告され、後期高齢者支援金の上限も引き上げられることが発表された。
さらに、つばさ小学校低学年棟建設工事に関する議案も可決された。工期は令和7年の1月末までとされ、地域住民からの関心も集まっている。教育長の関口敬氏は、地域の声を受け止め、安全で快適な学習環境を提供することに努めると述べた。
今回の臨時会では、川島町の教育環境整備と財政運営に関する重要な議案が通過し、今後の進展に期待が高まる。特に新たに開校が予定されている小中一貫教育校に対する地域の期待は大きく、国民健康保険の適用に関する制度改正にも着目が集まっている。