令和4年3月4日に、川島町で定例会が開催された。
今回の会議では、複数の予算案が上程され、慎重な審議が行われた。
議案第16号の「令和4年度川島町介護保険特別会計予算」については、質疑応答は行われなかったと報告された。
続いて、議案第17号の「令和4年度川島町後期高齢者医療特別会計予算」においても、審議は円滑に進行し、質疑は行われなかった。
重要な議題であった「令和4年度川島町水道事業会計予算」では、渋谷幸司議員が質問を行った。
彼は、コロナ禍の影響による水使用量の増加に関して、原水及び浄水費用の受水費が前年より減額している理由を尋ねた。
これに対して、小澤寿男上下水道課長は、県水受水費が減少した理由を説明した。
具体的には、令和3年度に比べ、総配水量の実績が約2%減少と見込まれ、264万立方メートルを受水する計画となっている。
さらに、議案第19号の「令和4年度川島町下水道事業会計予算」も審議され、渋谷議員はこの議案について2点質問した。
特に、下水道管渠調査業務委託料に関する現在の調査状況や、今後の報告について尋ねた。
小澤課長は、実際の調査から中山地区と伊草地区で雨天時の水量増加が見られると報告し、詳細な解析を進める意向を示した。
また、飯島排水路の整備についても、流入が安定していることを明らかにした。
さらに今後の計画として、各地域の状況確認を行いながら対策を講じていくことが強調された。
最後に、上程された全議案は各常任委員会に付託されることが決定した。