令和元年第4回川島町議会定例会が開かれ、重要な議題が次々と扱われた。
中でも、平成30年度の決算認定に関する議案は特に多くの質疑が行われた。国民健康保険特別会計に関しては、渋谷幸司議員が滞納者の人数とその状況について質疑を行った。
税務課長の濱中勉氏は、30年度の滞納者数は199人であり、その実績からも収納率が厳しいことを指摘した。
"滞納者は特に60歳以上が多く、生活実態調査が必要です。"と述べた。
学校給食費の決算では、矢内秀憲議員が実績報告書における補正理由や食品業者の情報提供に関して質問を行った。教育総務課長の石川勉氏は、保護者負担金の増額の具体的な理由を説明した。
"小学校の職員数が増えたため、臨時の助っ人が必要となったことも影響しています。"と答えた。
さらに、給食で使用される地元食材についても関心が寄せられ、田中翔子氏が埼玉県内の食料自給率を取り上げ、地産地消の重要性を訴えた。