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川島町議会、地域の公共交通と防災策について議論

川島町議会で地域公共交通や避難所運営、GIGAスクール構想などが議論された。防災士の活用やトイレの洋式化についても意見が交わされた。
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令和2年9月14日、川島町議会では、地域公共交通、避難所運営、およびGIGAスクール構想についての質問が行われた。特に加藤進議員は、災害時の避難所運営や地域公共交通の維持について強調した。

議会での主な議論の一つは、昨年の台風19号時の避難所での混乱でした。加藤議員は、職員の限られた数では対応が難しく、そこで防災士の資格を持つ市民にお願いする提案をした。町長の飯島和夫氏は、防災士の重要性を認識しており、地域の防災力向上に向けての協力体制の強化を約束した。

また、学校のトイレの洋式化についても議論があり、現状では洋式トイレが不十分で、特に女性や高齢者に配慮する必要があるとの意見が出た。町はトイレの洋式化を基本方針とし、教育委員会が主導して着実に計画を進めていく意向を示した。現在、川島中学校と西中学校のトイレ改修が計画されており、他の学校でも見直しが進められる予定である。

さらに、GIGAスクール構想の実施についても質問が寄せられた。町では、タブレット端末を1人1台配布する計画が進行中であり、学習環境を整備することが重要視されている。教育委員会はオンライン授業の導入を進めながら、ICTの活用に向けた教師の研修も実施している。特に、オンライン授業とはいえ、体育や道徳などの授業が苦手な点があることを踏まえ、柔軟な教育対応をする必要があるとした。

新井悦子議員は、分散避難の重要性を重ねて伝え、町の想定人数と避難所の収容能力を踏まえた周知の必要性を指摘した。町長も、広域避難の推進とともに非常時の対応を強化する姿勢を表明した。また、避難所での感染症対策には特に気を使い、必要な備品を整備する計画も示された。

この日は様々な視点から議論が繰り広げられ、特に防災に関する意見が多く出た。このように、行政の施策が防災や教育分野において求められており、町民の意見をしっかりと受け止めながら進めていくことの重要性が再認識された。

議会開催日
議会名令和2年第5回川島町議会定例会
議事録
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