川島町の定例会が令和2年3月に開催され、令和2年度の各種予算案について審議が行われた。
主な審議の内容として議案第15号の「令和2年度川島町一般会計予算」が挙げられる。予算案は794万8,000円の増となる71億4,600万円が提案されており、町の発展に寄与することが期待される。
また、子育て支援についても言及があった。令和2年度の予算には、保育所運営に関連する費用が多く計上されており、無償化による影響も考慮されている。健康福祉課長の内野修一氏は、無償化に伴う財源の確保について、更なる努力が必要だと強調した。
さらに、国民健康保険特別会計予算についても、被保険者数が5,154名に減少するとの報告があり、滞納者に関する問題も話題に上がった。鈴木克久総務課長は、滞納者への対応を強化し、減少を目指していることを説明した。
教育委員会からは、学校給食費特別会計予算として、食材の安全性についての質疑があり、川島産の減農薬米の使用について言及された。教育総務課長の石川勉氏は、安全・安心な食品を提供することに努めていると述べている。
これらの議案は、町の多様なニーズに応えるとともに、今後の地域発展に寄与することが期待されている。議論が続き、さらなる詳細な予算については、今後の会議でも具体化されていくものと考えられる。